ラピスラズリの石言葉には、次のようなものがあります。
ラピスラズリは、色相と模様から天の青と太陽の黄金の輝きを兼ね備えていると考えられており、古いユダヤ教では「成功」の象徴とされてきました。また、薬や錬金術にも使われてきたことから、「健康」という石言葉も込められることがあります。
ラピスラズリは、日本ジュエリー協会では12月の誕生石と定められていますが、海外では9月と定めているところが多い傾向があります。
ラピスラズリには、次のような効果や意味が込められていると言われています。
・邪気や邪念を打ち払うエネルギーで、成功を掴み取るための知性を与える。
・精神のバランスを取る効果がある。
・幸運を運び、知恵を授ける。
・人生の岐路に立った時、正しい道へ導いてくれる。
・新しいものを作り出すアイディアが思い浮かんだり、勘が鋭くなったりする。
ラピスラズリの意味と魅力
ラピスラズリは「最高の幸運をもたらす聖なる石」として知られ、9月の誕生石でもあります。和名は「瑠璃」。その名前は、ラテン語で「石」を意味する「ラピス」と、アラビア語で「青」を意味する「ラズリ」を組み合わせたものです。
古代から崇められた聖なる石
ラピスラズリは、古くから世界各地で「聖なる石」として大切にされてきました。特に古代エジプトでは、ツタンカーメン王の棺に埋め込まれるなど、特別な力を持つ石として崇拝されていたことで有名です。実際に、ラピスラズリは世界で最初に「パワーストーン」として認められた石ともいわれています。
エジプト神話とラピスラズリ
ラピスラズリは、古代エジプトで「天空と冥界の神オシリスの石」とされていました。ツタンカーメン王の棺には、「死者の書」の呪文やオシリスの像が描かれ、魂の再生を願う祈りが込められていたといわれています。また、太陽と再生のシンボルであるスカラベや、ハヤブサの頭を持つ神ホルスの目にもラピスラズリが用いられ、護符としての役割を果たしていました。
さらに、エジプトではラピスラズリが病気にも効くと考えられ、粉末にして傷口に塗ったり、薬として服用されたとも伝えられています。これは、当時の人々が病気や怪我を悪霊や呪いの影響と考えていたためです。
災いを払い、幸運を引き寄せる石
こうした歴史から、ラピスラズリは「魔を跳ね返し、幸運を呼ぶ石」として長い間大切にされてきました。仏教の世界でも、極楽浄土を彩る七宝のひとつ「瑠璃」とされ、幸運をもたらす石として信じられています。
ルネサンス期の「ウルトラマリン」
中世ヨーロッパでは、ラピスラズリは「ウルトラマリン」と呼ばれる貴重な青い顔料として使われていました。その美しい群青色は他の顔料では再現できず、金と同じ価値で取引されるほど高価なものでした。当時の画家たちは、ウルトラマリンを聖母マリアやキリストのローブのみに使用したともいわれています。しかし、1828年にフランスのJ.B.ギメが人工的にウルトラマリンを合成したことで、その需要は急速に衰退しました。
旅人マルコ・ポーロも魅せられた石
13世紀のイタリアの旅行家マルコ・ポーロも、ラピスラズリを求めて旅をしたひとり。彼は「東方見聞録」の中で、産地であるヒンドゥークシュ山脈北部・バダフシャン地方のラピスラズリ鉱山を訪れたことを記しています。
夢や願いを叶える石
ラピスラズリは「第三の目」を開くとされ、真実を見抜く力や洞察力を授けるといわれています。持ち主の直感力を高め、夢や願いを現実へと導くサポートをしてくれる天然石です。そのため、次のような願いを持つ方におすすめです。
- 進むべき道に迷っている
- 直感力や判断力を高めたい
- 夢や目標を達成したい
- 新しい世界への扉を開きたい
ラピスラズリの深い青は夜空を、散りばめられた金色は星々を象徴し、まるで宇宙のパワーを宿したかのような神秘的な石。その力強さは、持ち主の願いを引き寄せるといわれています。
人生の道しるべとなるパワーストーン
ラピスラズリは、持ち主が正しい方向へ進めるよう導く「人生の道しるべ」となる石です。迷いや不安を感じたとき、進むべき道を照らしてくれるお守りとして身につけるとよいでしょう。
また、ラピスラズリには「持ち主に試練を与える」という特徴もあります。これは、魂の成長を促し、試練を乗り越えたときに本当の幸運をもたらすためだと考えられています。そのため、ラピスラズリは「人生の師」とも呼ばれ、持ち主とともに歩んでくれる存在なのです。
時には厳しく、しかし確実に成長と幸運へ導いてくれるラピスラズリ。自分を高め、運気を引き寄せたい方にとって、心強い味方となることでしょう。✨
ラピスラズリの特徴
ラピスラズリは、ラズライトやソーダライトなど、いくつかの鉱物が組み合わさってできた天然石です。その美しい青色は、古くから多くの人々を魅了してきました。
美しいラピスラズリの見分け方
クオリティの高いラピスラズリは、青色が均一で深みがあり、鮮やかに輝くものとされています。こうした石は特に希少価値が高く、高品質なものほど美しい発色を持っています。
一方、天然のラピスラズリには金色のパイライトや白色のカルサイトが含まれることがあります。パイライトやカルサイトの量が多くなると比較的手に取りやすい価格になりますが、それでも十分に魅力的な石です。特に、金色のパイライトが散りばめられたラピスラズリは、夜空に輝く星を思わせる美しさがあり、人気があります。
産地による特徴
アフガニスタン産のラピスラズリは、大理石や白雲岩などの母岩の上に結晶が点在しているものが多いのが特徴です。現地では宝石としての価値は低いとされることもありますが、学術的には珍しく、標本として高く評価されています。
加工について
現在、市場に出回っているラピスラズリの多くは、色味を均一にするために着色加工が施されていることが一般的です。無着色のものは非常に希少で、ナチュラルな風合いを持つものを探すのは難しくなっています。
ラピスラズリは、その色合いや模様によって個性が異なり、それぞれに異なる魅力があります。ぜひ、自分にぴったりの一石を見つけてみてください。✨
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